～産地・原料にこだわったお味噌キット～

味噌作りで一番手のかかる糀づくりと大豆を蒸す作業まで終えたキットです。つぶす、混ぜる、という簡単な作業なのでお子様と一緒にチャレンジしてみても！

糀は乾燥、蒸し大豆も真空パックのキットですので、常温で保存が可能。好きな時にチャレンジできます。（長期保存する場合は冷蔵庫での保存をお勧めします）また仕込み用の容器や大豆をつぶす際の袋も同封していますので、初心者でも手軽に自家製味噌作りがスタートできます。

米こうじは三重県産コシヒカリ、大豆は三重県産フクユタカ、仕込み用の水はミネラル分を多く含んだみえ尾鷲海洋深層水を使用しています。

～こだわりの麹蓋製法～

河村こうじ屋は昭和21年創業。
現在は三代目・河村幸信氏が先代の伝統と技を引き継ぎ、「手作り」と「麹蓋製法」にこだわって製品を作っています。
麹蓋製法とは、麹蓋とよばれる木の入れ物に麹菌を種付けした蒸米を入れ、湿度90％以上、室温30℃以上もある木の麹室で48時間熟成させる糀の製造方法です。同じ条件で出来上がるように手作業で何度も場所を入れかえます。
麹室の室温管理や空気の入れ替えなど熟練の見極めが必要で作業負担も大きいのですが、手間を惜しまず時間をかけて作ることで、機械でつくったものに比べて甘く発酵能力の高い「溶ける糀」ができます。

～30分で完成！お味噌の素の作り方～

ご用意していただくものは、食品用アルコール（熱湯消毒される場合は不要）、ゴムべら、大きめのボウル、ゴム手袋、キッチンペーパー、仕上げ用のお塩（卓上塩でOK）。

【作り方】
①仕込み用の容器・ゴムべら・ボウルを消毒します。
②レトルト殺菌した蒸し大豆はそのままでも使えますが、つぶしやすくするために電子レンジ、もしくは湯せんで温め、付属のビニール袋にいれ手でつぶします。
③ボウルに米こうじと塩をいれすり混ぜ、さらにつぶした大豆、深層水をいれ粘りが出るまでよく混ぜます。
④空気を抜きながらこぶしほどの大きさの団子を作り、仕込み用の容器に投げつけ、空気が入らないように圧しながら詰めていきます。
⑤表面をならし、カビ止め用の塩をふり、ラップをかけて重石をのせます。
⑥直射日光の当たらない常温でねかせ、半年から1年ほどで完成です。

大豆、米こうじ、深層水・塩は2袋ずつになっていますので、容量2ℓくらいのタッパーなどに2つに分けて仕込むこともできますので、少し時期をずらして仕込んでみても。

～出来上がりは半年後！オリジナル味噌で何つくる？～

これ、私がつくったの？と信じられないくらい甘くて美味しいお味噌が出来上がります。
お味噌汁はもちろんのこと、ミンチ肉と炒めて味噌そぼろをつくったり、そのまま野菜スティックにつけて召し上がったり。マイ味噌でお料理のバリエーションも広がりますね！